潰れなければ必ず勝てる
今日はちょっとビジネスのお話を少ししたいと思います。
僕らって絶対潰れることはないんです。
僕らのような新興の食品企業、製造業が最も潰れる理由って商品が売れないじゃなくて、1番は在庫過多でお金が振り込まれるより先に在庫分も含めた支払いが払えないことが最も大きな原因です。
つまり食品企業が最も気をつけないといけないのは過剰な在庫を持たないことなんです。
でも普通は在庫って必ず持つんですよ。
そりゃ簡単で10個作るより100個作る方が安く仕入れられるからなんです。
もちろんこれは僕らも同じで100個作った方が安く作ることができます。
でも僕が最も製造チームに注意喚起するのは必ず最低限の在庫しか持たないようにして欲しいということ。
じゃなぜこれができるか?それは簡単です。
僕らは食品企業でもあり、メーカーでもあるんです。
僕らには工場がある。
普通25歳で会社始めて工場なんて持てない。
でっかい冷蔵庫に一度にたくさん真空できる機械。
そんなものは25歳では持つことはできません。
だからみんな外注するんです。
そして外注するから在庫過多にならざるおえないんです。
けど僕は幸い実家があった。
僕がこの事業を今やってる理由はもうただ1つ!
実家を使えば25歳で工場を稼働させることができると思ったからです。
工場さえあれば極端な話。今日受けた注文も今日作って送ることができるんです。
つまり内注できる。
これが僕らの1番の強みなんです。
だから僕らは絶対に大きなミスがない限り基本的には在庫過多にならない。
つまり在庫で会社が潰れるということはないんです。
僕が独立する時前職の魚屋の社長はこう言いました。
「夏目くん、この業界の掟はまず死なないこと、なんとか生き残れ。そして生き残ったらファミリービジネスでは終わらせるな。でっかい市場に挑戦しろ」
とまだまだでかい市場に挑戦できるかはわかりません。
けど僕らは必ずこの業界でまず生き残ります。